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バーの開業時に必要なグラスについて解説！

投稿日：22/09/18　更新日：22/09/18

バーはお酒を美味しくたのしむ場ですね。お酒の作り方はもちろん、お酒をより美味しくするグラスにもこだわりたいところです。ここでは、バー開業時に必要なグラスについてご紹介します。

目次
バーではグラスの選択が顧客満足度を上げる！
ドリンクの香りや味わいが引き立つ
レシピどおりの味が実現する
目でもドリンクを楽しんでもらえる
「名入れグラス」でお店を印象付けられる
「名入れグラス」ならレイエス
バーで使うグラスの種類一覧
タンブラー
タンブラーにおすすめのメニュー
ロックグラス／オールドファッションドグラス
ロックグラスにおすすめのメニュー
カクテルグラス
カクテルグラスにおすすめのメニュー
ワイングラス
ワイングラスにおすすめのメニュー
ブランデーグラス
ブランデーグラスにおすすめのメニュー
リキュールグラス
リキュールグラスにおすすめのメニュー
バーのグラスは何脚あれば良い？
まとめ

バーではグラスの選択が顧客満足度を上げる！

バーの雰囲気にあったグラスを選ぶことは顧客満足度を向上させるうえで重要です。
戦国時代の話ですが、石田三成と豊臣秀吉の出会いのエピソードで、三献茶の逸話がありますね。ある日、秀吉が鷹狩途中で立ち寄ったお寺で、お茶を所望したところ、当時お寺の小僧だった石田三成は、
大きな茶碗に、ぬるめのお茶をだし、鷹狩で喉が渇いていた秀吉は一気に飲みきりました。二杯目を所望した秀吉。
二杯目の茶碗は前に比べると小さめで、湯はやや熱めで量は半分くらい。さらに、三杯目を所望した秀吉。
三杯目の茶碗は高価な小茶碗で、湯は舌が焼けるほど熱く、量はほんのわずかであったとのこと。秀吉は小僧であった石田三成の気配りに感心して、城へ連れ帰ったという逸話があります。
このように、提供するドリンク（お茶）だけでなく、ドリンクをいれるグラス（茶碗）にも気配りすることで、顧客満足度は大きく高まるでしょう。

　ドリンクの香りや味わいが引き立つ

ドリンクの香りや味わいを引き立たせるために、グラスの形状や薄さなどが影響します。
例えば、丸みがあり飲み口がしぼんだグラスですと、芳醇な香りをグラスのなかにため、たのしむことができます。また飲み口の薄いグラスならドリンクの味をよりダイレクトに感じることができ繊細な味を感じることができます。飲み口の厚いグラスなら、のど越しの良いドリンクを一気に飲むのにちょうどいいですね。

　レシピどおりの味が実現する

カクテルのレシピには、ジン30ml、トニックウォーター90mlなどと具体的に書いてあるものの、割り材は「適量」「グラスの残りを満たす」などと書いてあることがあります。従って、カクテル用のグラスでなければ、レシピ通りのカクテルができないので、適切なグラスを利用することは重要です。

　目でもドリンクを楽しんでもらえる

料理は、味覚や臭覚だけでなく、視覚でも楽しむものですよね。とくにカクテルでだされる飲料は、色や装飾などこだわったものも多いです。
ドリンクが最初にでたときに第一印象になるものは視覚ですし、最近ではSNSで画像を投稿されるなど、目でも楽しめるよう、グラスにも留意する必要性が高まっています。

　「名入れグラス」でお店を印象付けられる

バーなどお酒の味にこだわったお店で、居酒屋でよくでるグラスと同じものがでると少しがっかりしてしまいますね。そんなときに、お店の名前やロゴのはいった名入れグラスがおすすめです。
同じグラスでも差別化ができ、お店の名前をアピールできます。またお客さんによっては購入を希望されることもありますので、少し多めに在庫を確保するといいですね。

「名入れグラス」ならレイエス

レイエスの名入れグラスは、自社で電気炉で焼くオリジナル手法です。ゴールド・シルバー・ブラックなどのカラー色で名前をいれることができ、刻印場所も正面や底面など複数ご用意。インターネットで必要事項をチェックするだけで、世界に１つだけのオリジナルグラスが、短納期、低価格で実現しました。

参照）レイエスの焼き付け名入れできるグラス

バーで使うグラスの種類一覧

タンブラー

タンブラーは、細長い円筒形のグラスです。一般的なコップはタンブラーとよばれます。容量は180ml～300ml程度が多いです。
ジントニック・カシスソーダ・ハイボールなどソーダを用いたカクテルに使われることが多いグラスです。氷が入るよう細長い形状になっており、炭酸のあがっていく様子や氷が溶けて変化した味を楽しめるのも特徴です。またミネラルウォーターやソフトドリンクなど、日常使いができます。

タンブラーにおすすめのメニュー

ロングカクテル（ジントニック・カシスソーダなど）・瓶ビール・ハイボール・サワー・酎ハイ・ミネラルウォーター・ソフトドリンクなど

ロックグラス／オールドファッションドグラス

背が低く飲み口が大きなグラスをロックグラスといいます。容量は180ml～300ml程度が多いです。
ロックグラスは古くから利用されてきたデザインのグラスで、「オールドファッションドグラス」とも呼ばれます。飲み口が広いので、大きな氷がそのまま入ります。ウイスキー・焼酎・梅酒をオンザロックスで飲むのに最適です。

ロックグラスにおすすめのメニュー

ウイスキー・焼酎・梅酒（オンザロックスで飲まれる場合におすすめ）

カクテルグラス

カクテルグラスは、ステム（脚）がついたこぶりのグラスです。逆三角形や丸みのある形状などがあります。容量は60～150ml程度で、90ml程度が標準とされています。
ショートカクテルに使用され、氷をいれず短時間で飲むためのグラスです。グラスを傾けなくとも飲めるのが特徴です。

カクテルグラスにおすすめのメニュー

ショートカクテル（マティーニ・マルガリータなど）

ワイングラス

ワイングラスはワインを飲むためのグラスです。最近では日本酒などもワイングラスで飲まれる方も増えてきています。ワイングラスには基本的にステム（脚）がついています。グラスを回すことで香りを楽しめ、手の温度でワインをあたためないようにしないためです。
ボルドー用の赤ワインなら、ボウル部分が少し大きめで卵形の縦長のボルドー型、ブルゴーニュ用の赤ワインなら、ボウル部分が丸くふっくらとしており、飲み口部分はキュッとすぼまった形状のブルゴーニュ型、白ワインなら飲み口の広いモンラッシュ型、シャンパンなどは飲み口は狭くボウル部分な細長いフルート型がいいでしょう。

ワイングラスにおすすめのメニュー

ワイン・日本酒

ブランデーグラス

主にブランデー用に利用するブランデーグラス。ブランデーは、ぶどうなど果物を原料とする蒸溜酒です。チューリップ型の大きめなグラスが特徴ですが、ボウル内に香りをためブランデーの芳醇な香りをたのしめるようにしてあります。
容量は180ml～300ml程度が多いです。容量に関わらず、注ぐ量は30ml程度となります。

ブランデーグラスにおすすめのメニュー

ブランデー・赤ワイン

リキュールグラス

カクテルの原料として知られるリキュール。リキュールを飲むためのグラスをリキュールグラス、またはコーディアルグラスと言います。飲み口のすぼまった形状が多く、小さめのボウルにステム（脚）がついたグラスです。
容量は30ml～45ml程度が多いです。リキュール以外にも、ウォッカ・テキーラ・ラム・ウイスキーをストレートで飲むときなどに利用されます。

リキュールグラスにおすすめのメニュー

リキュール・ウォッカ・テキーラ・ラム・ウイスキーなどのストレート

バーのグラスは何脚あれば良い？

バーをオープンする際、いったい何脚あればいいか悩みますね。タンブラーなど最もよく使用するグラスは、座席数の2倍～3倍必要と言われています。ビールグラスやロックグラスなどは、座席数の2倍。カクテルグラスやワイングラスなどは座席数と同じくらいといわれています。
もし少ない人数でお店を運営したいと考えているなら、目安より多めにグラスを用意するといいでしょう。

まとめ

バーではグラスの選択が顧客満足度を上げます。ドリンクやドリンクを提供するためのグラス、お店の内装、接客などがあわさって、そのバーの雰囲気・世界観がつくられ、お客さんがつきます。ぜひグラス選びにもこだわってください。「名入れグラス」ならお店を印象付けられることでしょう。タンブラーなど最もよく使用するグラスは、座席数の2倍～3倍用意しましょう。

ライター/内田昌宏 (Masahiro Uchida)

RayES／レイエスを運営するCIC株式会社代表。住宅メーカー勤務時代に、窓ガラスのように、グラスも2重にしたら結露しないのではないかと考え、2011年起業。 1年をかけて海外で職人を探し、レイエスの特徴であるスクエアデザインのダブルウォールグラスを商品化。加賀屋別邸松乃碧様やミシュラン三ツ星店など、日本を代表するホテルや飲食店で使用されています。趣味は一人飲みしながらの商品開発。

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