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ビールが驚くほど美味しくなる注ぎ方をご紹介!おすすめの三度注ぎとは?
ビールが驚くほど美味しくなる注ぎ方をご紹介!おすすめの三度注ぎとは?
投稿日:21/10/03 更新日:23/05/10
おいしいビールの注ぎ方
「泡」の秘密
「泡」の黄金比率
ビールの美味しい注ぎ方の基本「三度注ぎ」とは
二度注ぎのやり方
一度注ぎのやり方
缶ビールや瓶ビールの美味しい注ぎ方
缶ビールの美味しい注ぎ方
瓶ビールの美味しい注ぎ方
ビールにまつわるマナー
ビールの注ぎ方
グラスに瓶や缶をつけない
ビールは勝手に注ぎ足さない
ビールの注がれ方
乾杯のマナー
ビールの美味しい注ぎ方はグラスも関わる!
「グラスはどのような形状がいいのか」
「グラスの洗い方」
「乾燥しているグラス」
「グラスの温度」
美味しくビールを注げるグラスをご紹介!
まとめ
おいしいビールの注ぎ方
暑い日のビール、仕事終わりのビールは、最高ですね。
家だと、缶ビールのまま飲まれる方も多いかと思います。確かにすぐに喉を潤せていいのですが、缶ビールのままだと、飲み口が狭くて飲みにくい、また炭酸ガスがほとんど抜けないので、苦みを強く感じたり、炭酸ガス圧の刺激を感じ、ビールの旨さを味わえない可能性があります。
ぜひグラスに注いで、美味しいビールにしてあげてください。
そしてビールのグラスへの注ぎ方にご留意を。
注ぎ方は、グラスを斜め45度に傾けて注ぐ、泡をたてずに注ぐ、泡をたててから注ぐ、、、いろいろありますね。
ビールの注ぎ方によって、泡立ちが変わり、泡によってビールの美味しさが変わってきます。
ビールの注ぎ方を学んで、美味しいビールを飲んでください。
「泡」の秘密
ビールを注いで出る泡、泡が喉を通るときに心地よい刺激がありますよね。
ビールの味より先に、泡の口あたりや食感など感じ、とても重要ですね。
ビールの泡をつくるのは、酵母が発酵の段階で生まれる炭酸ガス(二酸化炭素)です。
この炭酸ガスを、麦芽のタンパク質、ホップの苦み成分がつつみこむことで、ビール特有の消えにくい泡が生まれます。では、ビールの泡の役割は何でしょう。
「見た目からおいしそうに見せる」
ビールの泡があることで、おいしく見せる効果があります。
「ビールの口当たりをよくする」
細かい泡は口当たりをよくしてくれます。
「ビールの風味が変わるのを防ぐ」
泡が空気に触れる面積を減らしてくれますので、成分の変化を防ぎ、泡に苦みを吸着することで、ビールの苦みを減らしてくれます。
「ビールの炭酸ガスを逃さない」
ビールから炭酸ガスがぬけるのを防ぎ、空気に触れて酸化を防ぎます。泡がふたの役割をしてくれます。
「泡」の黄金比率
ビールの泡の黄金比率は7:3と言われています。液体が7割、泡が3割です。味わいが最大限に感じることができ、なめらかな口当たりと爽快感が楽しめます。また見た目もいいのも理由の1つです。人によっては、8:2がいいという方もいますので、ご自分の黄金比率をみつけられるといいですね。ビールの美味しい注ぎ方の基本「三度注ぎ」とは
ビールの注ぎ方にはいろいろあります。
一般的な「一度注ぎ」は、炭酸を逃がさないので、味がすっきり、のどごし、苦みを楽しみたい方にむいてます。
ここではビールの炭酸ガスを逃がし、泡がしっかり、炭酸と苦みが抑えられまろやかな味わい、香りもいい「三度注ぎ」についてご紹介します。
その名の通り、3回注ぎます。完成するのに3分程度かかりますが、おいしいビールを味わう方法ですので、ぜひお試しください。
準備編
1)ビール
ビールは冷蔵庫で6時間程度保存してください。保存の際は、棚に縦置きで保存してください。冷蔵庫のドアポケットにいれてしまうと、振動が加わり、液体と炭酸が分離し、炭酸が抜けていると同じ状態になってしまいます。
ビールの飲み頃の温度は6~8℃くらいです。急いで冷やしたいからといって冷凍庫で冷やすのはNGです。味が落ちるうえに、缶が破裂する可能性があります。
2)グラス
大手ビールメーカ一の代表的なラガービールを飲まれる場合は、のどごしや爽快感を楽しむことができる縦長でストレートのグラスがおすすめです。背が低いグラスだと泡が立ちにくくなります。
グラス専用のスポンジで洗い、自然乾燥したものをご利用ください。
注ぎ編
1度目
グラスをテーブルの上に置いてください。グラスを持って傾けると泡立ちにくくなるのでテーブルに置いたままです。
低い位置からグラスの底の中央をめがけてゆっくり注ぎながら、缶ビールを高い位置に徐々に持っていき泡がでるよう勢いよく注いでください。
グラスを泡一杯にします。
2度目
泡が次第に液体に変わってきます。液体:泡=1:1くらいになるのを待ってから、低い位置からゆっくり注ぎます。
泡がグラスの縁から1㎝ほど盛り上がるくらいまでいれてください。
3度目
粗い泡が弾けのるがとまり落ち着いたら、泡の中心部のへこみの部分にゆっくりと丁寧に注ぎ、泡が2~3cm盛り上がった状態に仕上げてください。泡がグラスの縁を超えてもプルンプルンの泡なので注ぐことができます。
液体:泡の比率は、7:3 ~ 8:2 お好みで仕上げてください。
「三度注ぎ」はドイツやチェコ伝来の注ぎ方です。しっかり泡だてることによって炭酸と苦みで泡をつくりだします。そのためビールの液体部分は炭酸と苦みが少なくなっているので、ビールの旨味やコクをしっかり味わうことができます。
強すぎる炭酸を程よく軽減し、消えにくい泡をつくり、ビールを酸化から防いでくれますので、ビールがおいしくなるといわれています。
二度注ぎのやり方
二度注ぎは、二回に分けてビールを注ぐ方法です。
ビールの香りを閉じ込め、爽快感も味わえます。
1)冷やしたビールと、冷やしたグラスを準備します。
2)5~10cmの高さから、ビールをグラスに注ぎます。グラスの6割くらいが目安です。
3)30秒ほど待ち大きな泡が消えたら、縁からゆっくりビールを伝わせて足します。
一度注ぎのやり方
一度注ぎは、一度に間をあけずにビールを注ぐ方法です。
余分な泡や炭酸ガスがなくなりますので、のど越しがすっきりしたビールの爽快感をあじわうことができます。
1)20~30㎝の高さから、ビールをグラスに勢いよく注ぎます。グラスの縁まで一度に注ぎます。
2)ビールの泡が、3:7になるまで待ちます。
缶ビールや瓶ビールの美味しい注ぎ方
ビールには、缶・瓶・樽などありますが、飲んだ時の味は違いますよね。
実は、中に入っているビールの造り方は一緒とのことです。なぜビールの味が変わるのか、出荷後に酸素と温度の影響で酸化したり、グラスなどへの注ぎ方によってビールの味が変わるようです。
缶と瓶の特徴を踏まえて、お好みの注ぎ方でビールを注いでみてください。
缶ビールの美味しい注ぎ方
缶ビールは、巻き締めしてパッケージするので、製造工程上、酸素が入ってしまいます。また材質から高温になった際の影響をうけやすいので酸化が進みます。従って、ビールを購入したら、冷蔵庫の扉ではないところに置いて、すぐに保管するようにしてください。なお、約3℃以下で長時間冷やすことも劣化するので注意が必要です。缶ビールをグラスに注ぐ際は、注ぎ口から勢いよくビールがでるので、炭酸ガスが抜けやすくなります。
瓶ビールの美味しい注ぎ方
瓶ビールは、ビールの首の部分に空間がありますが、製造工程で、栓をする前にビールを泡立て空気を追い出したうえで栓をするので、酸素はほとんどない状態で製造できるようです。瓶ビールは直射日光のあたる場所に置くと、紫外線によって日光臭と呼ばれるゴムが焼けたような臭いがすることがあるので避けましょう。また蛍光灯の近くにおくことも避けたほうがいいです。
瓶ビールをグラスに注ぐ際は、瓶の場合、注ぎ口は細くなりますのでビールの泡が立ちにくく炭酸ガスが抜けにくくなります。
ビールにまつわるマナー
宴会やお酒を飲みながら接待するということもあるかと思います。お酒のマナーを知らないために、印象が下がるのはもったいないですよね。ビールにまつわるマナーを抑えておきましょう。
ビールの注ぎ方
「ビールのラベルは相手にみえるように注ぐ」ビールのラベル(銘柄)が相手にみえるように、ラベルは上にして注ぎましょう。手でラベルを隠さないよう注意してください。ビール好きなら銘柄を確認したいところです。
「ビールは両手でもって注ぐ」
片手で持って注ぐのはマナー違反になります、両手で持って注ぎましょう。ビール瓶の下のほうを持ち、もう片方の手で底部分を持ちます。この際、指をそろえるとスマートにみえます。
「逆手注ぎはNG」
手のひらを上にして注ぐ逆手注ぎは、葬式注ぎとも呼ばれますのでNGです。
「ビールの飲み口をグラスにつけない」
グラスが欠けたり、不快に思う方もいるので、注意しましょう。
「注ぐタイミングは相手に確認」
グラスにはいっているビールが減ってくると注ぎたす方も多いかと思いますが、人によっては負担に感じたり、ほかの飲み物に変えたいと考えている方もいますので、注ぎたす前には一声かけるようにしましょう。ビールは足さないほうが美味しく飲めるとも言われております。
グラスに瓶や缶をつけない
グラスにビールを注ぐ際、瓶や缶をグラスの飲み口につけるのはマナー違反です。安定することからつけてしまう方もいるかもしれませんが、つけてしまうとグラスが思いがけず割れてしまったり、缶独特の金属の味が残ってしまうことがあります。また注ぐ際はラベルを上にして、利き手でないほうの手を添えて、両手で注ぐようにしましょう。ビールは勝手に注ぎ足さない
ビールが減っているからといって勝手に注ぐことはやめましょう。グラスに残ったビールに注ぎ足すとビールが美味しくないという説もあります。また相手はほかの飲み物に変えようと思っていたり、お酒やビールが苦手の方もいます。ビールを注ぐ際は、一言「ビールはいかがでしょうか。」とたずねるようにしましょう。ビールの注がれ方
ビールを注がれるときは、両手でグラスをもち、反対側の手は底に軽く添えるようにしましょう。小さいグラスの場合、両手で包み込んでしまうと相手がビールの注いだ量がわからなくなるので配慮しましょう。ビールを注がれるとき、グラスを傾ける方も多いかと思いますが、傾ける必要はなく、自然なかたちでグラスを差し出せば大丈夫です。
ビールをすすめられたら、グラスのビールを飲みほしたうえでお酌をうけましょう。
乾杯のマナー
乾杯をするとき、グラスの高さに気を付けましょう。上司や年配の方が持っているグラスの高さより、自分のグラスの高さが低くなるようにしましょう。年下の場合などは、相手が気づかいしないようグラスを下げるといいかと思います。
なお、グラスを合わせることもありますが、結婚式などのフォーマルのシーンではグラスを合わせず、軽く持ち上げるのがマナーです。これは繊細なグラスを傷つけないための配慮で、高級な酒器を扱うお店でも同様です。
ビールの美味しい注ぎ方はグラスも関わる!
缶ビールと瓶ビール、どちらが好きですか?多くの方が、瓶ビールと答えるのではないでしょうか。
これは瓶ビールを飲まれる方の多くが、グラスに注いで飲んでいるからと思われます。
グラスに注ぐことで、余分な炭酸ガスが抜け、まろやかな口当たりにしてくれます。
「グラスにはどのような素材があるのか」
代表的なものはガラスかと思いますが、最近ではステンレスでできたタンブラーなどありますね。
ビールに使われる容器には、ガラス以外にも多数あります。
主な特徴は下記の通りです。お好みによって使いましょう。
ガラス:ビールのきれいな色がみえる。飲み口がやさしい。
金属:冷たさを感じる。割れない。
陶器:きめ細かい泡。
木:温度を保つ。
「グラスはどのような形状がいいのか」
グラスもいろいろな形があって迷いますね。ビールの種類にあわせて選ぶのがおすすめです。ビールの種類は100種類以上あるといわれていますが、大きく「ラガー」と「エール」にわかれます。
ラガーは大手ビールメーカーが取り扱う、よく飲まれるもので、ラガーを飲む場合は、のど越しや爽快感を楽しめるよう、縦長ですっきりしたデザインのストレートタイプのグラスがおすすめです。
エールは、香りやフルーティーな味わいのビールで、香りをたのしむには、ワイングラスのように丸みのあるグラスがおすすめです。
「グラスの洗い方」
ビールを注いだとき、グラスの側面に気泡がついていることがあります。これはグラスに油分や糸くずなどの汚れがついている証拠です。ぜひ、グラスは専用のスポンジで洗ってください。他の食器に使用しているスポンジを使用してしまいますと料理の油分によって、泡立ちがでにくくなることがあります。また、魚や卵の匂いがついてしまうことがあり、ビールの味を損ねてしまいます。
もちろん、洗剤の洗い残しもNGです。流水でしっかりきれいにしましょう。
「乾燥しているグラス」
洗浄後に水をきり、グラスをさかさまに置き、自然乾燥させてください。ふきんなどで拭くと細かい繊維などがグラスに付着する可能性があるため、自然乾燥がおすすめです。「グラスの温度」
グラスをあらかじめ冷蔵庫で冷やしておいてください。冷やすことで、ビールがぬるくなることを防ぎ、飲んだ時の爽快感を味わうことができます。冷蔵庫にグラスをいれることができない場合は、氷水でグラスを冷やし、しっかり水をきってから利用することもOKです。
なお、冷凍庫で凍らせないようにしてください。
グラスにビールを注いだ時、ビールが瞬間的に凍ってしまい、味が変化する可能性があります。
またグラスに結露ができやすくなり、結露の水滴によって泡にムラができ、きれいな泡ができなくなる可能性があります。
「エンジェルリング」
ビールの温度・洗い方・注ぎ方に留意して飲んだビールのグラスには、「エンジェルリング」といってリング状の泡のあとが残ることがあります。エンジェルリングがグラスに残ったビールは、おいしい一杯であったといわれるため、ぜひ試してみてください。
美味しくビールを注げるグラスをご紹介!
二層構造になったダブルウォールグラスをご紹介します。
ガラスでできていますので、「ビールのきれいな色がみえる。飲み口がやさしい。」
また、ビールをいれた際、ビールがまるで浮いているようで幻想的。見た目も楽しめます。
さらに、二層構造が断熱効果をもたらしますので、木やステンレスの二層タンブラーの良さである「温度を保つ。」を網羅します。
冷たいビールを長い時間たのしめるうえに、テーブルが結露でぬれることを防いでくれます。
400mlの容量なので、350mlの缶ビールがちょうど入ります。また、ビールグラスの内側にはビール泡の立つ加工を施していますので、側面に沿って注ぐと、ビールが泡立ちます。泡好きの方におすすめのダブルウォールグラスです。
持ちやすい300mlのダブルウォールグラスです。ビール以外にも、焼酎・ウィスキー・コーヒーなど、ノンアルコールやアルコール、アイスやホットなど、幅広くご利用いただけるダブルウォールグラスです。
245mlのダブルウォールグラスです。飲み口は円形で、グラスの土台にいくにつれスクエア形状になっており、レイエスのダブルウォールグラスのなかでも特につくるのが難しいグラスです。ビール泡の立つ加工がついています。
【RDS-002Lbf ビール泡の立つ加工】
1) ご使用前にグラスをしっかり乾かしてください。
2) ビールをグラス側面にあてて注いでください。
まとめ
ビールの美味しい注ぎ方は、三度注ぎ・二度注ぎ・一度注ぎなどあります。三度注ぎは、ビールの炭酸ガスを逃がし、泡がしっかり、炭酸と苦みが抑えられまろやかな味わい、香りもよくなります。二度注ぎは、ビールの香りを閉じ込め、爽快感も味わえます。一度注ぎは、余分な泡や炭酸ガスがなくなりますので、のど越しがすっきりしたビールの爽快感をあじわうことができます。
ビールをおいしくするには注ぎ方以外にもあります。ビールグラスの形状、ビールグラスを専用スポンジで洗う、ビールグラスは自然乾燥させるなど。
ライター/内田昌宏 (Masahiro Uchida)
RayES/レイエスを運営するCIC株式会社代表。 住宅メーカー勤務時代に、窓ガラスのように、グラスも2重にしたら結露しないのではないかと考え、2011年起業。 1年をかけて海外で職人を探し、レイエスの特徴であるスクエアデザインのダブルウォールグラスを商品化。 加賀屋別邸松乃碧様やミシュラン三ツ星店など、日本を代表するホテルや飲食店で使用されています。趣味は一人飲みしながらの商品開発。
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